症状と考えられる病気

季節性インフルエンザとCOVID―19の相違

インフルエンザCOVID-19
症状の有無ワクチン接種の有無などにより程度の差があるものの、しばしば高熱を呈する。発熱に加えて、味覚障害・嗅覚障害を伴うことがある
潜伏期間1〜2日1〜14日(平均5.6日)
無症状感染10%
無症状患者では、ウイルス量は少ない
数%〜60%
無症状患者でもウイルス量が多く、感染力が強い
ウイルス
排出期間
5〜10日(多くは5〜6日)遺伝子は長期間検出するものの、感染力があるウイルス排出期間は10日以内
ウイルス排出の
ピーク
発症後2、3日発病1日前
重症度多くは軽症〜中等症重症になりうる
致死率0.1%以下3〜4%
ワクチン使用可能だが季節毎に有効性は異なる開発中であるものの、
現時点で有効なワクチンは存在しない
治療オセルタミビル、ザナミビル、ペラミビル、ラニナミビル、パロキサビル マルボキシル軽症例については、確立された治療薬はなく、多くの薬剤が臨床治験中
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)
の合併
少ないしばしばみられる

一般社団法人日本感染症学会提言今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて

https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/2008_teigen_influenza_covid19.pdf
を元に作成