症状と考えられる病気

気管支拡張症

気管支では、繊毛と呼ばれる細い毛が肺の端から口の方に向かって痰の排出を行っています。様々な原因(先天的・後天的)により、この繊毛の機能が低下すると、排出しなければいけないものがうまく排出できなくなり、気管支の壁が厚くなったり、気管支粘膜が厚くなったりします。スムーズに排出できない結果、痰をたくさん排出し症状がひどくなったり、粘膜の血管が拡張しそこから出血が起こったり(血痰、喀血)します。